2015年7月1日水曜日

〜えんせいかつより〜2015.7.1

園から毎月発行される「えんだより」からの抜粋です。

〜えんせいかつより〜

4人の可愛らしいお星さまを迎えて、16名でスタートした今年度。お星さまはすっかり幼稚園のリズムにも慣れ、お友だちと遊ぶ楽しさを体いっぱいで表現しています。この3ヶ月で、お陽さまはお陽さまらしく、お月さまはお月さまらしく、豊かに成長している姿を見ることが出来、何よりの喜びです。お星さまを気遣う優しさ、教師の仕事を手伝う手先の確実さ、仲間と遊ぶ時に次々に湧いてくる楽しいアイディア、自分の興味のあるものに注がれる真剣な集中力。幼児期の体験がなによりも大切を感じている私は、子ども達とたくさんの経験を一緒に出来ることを感謝すると共に、子どもの環境として存在していることを忘れずに、誠意をもって過ごすことを心がけます。時々、園の子ども達が20歳になった時のことを想像することがあります。どの子もそれはそれは素敵な大人になっています。日々の生活の延長線上に立派に成長し大人に鳴った子どもとの素敵な出会いが待っていることを時には想像しながら、子育てを楽しみましょう! 
                                  教師 N
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こども園での生活も三年目になりました。子ども数が24名だった1年目、21名だった2年目を思うと、16名の今年度はお部屋もお庭もゆったりしていて、物理的にも精神的にも衝突のストレスがほとんどなく、遊びの内容はその純粋な内面を映し出して、より美しく自分たちの遊びを展開しているように感じます。今年も、子ども達に素晴らしい環境を作ってあげられるよう努力します。どうぞよろしくお願いします。
                                  教師 K
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子どもたちと毎日の園生活をともにするようになってから、3ヶ月が経ちました。はじめは緊張していた子どもたちも、夏に向かって力強さを増す太陽のように、生き生きとしています。お庭では暑い陽ざしのもとで子どもたちが顔を真っ赤にし、汗を流しながら遊んでいます。すのこや板を運び、それをお陽さまが器用に組み合わせて家を作ります。子ども3人がやっと入ることができる小さな家ですが、中からは楽しげな笑い声が聞こえてきて、思わず私も入りたくなるような素敵な家なのです。隣のパラソルの下では、ケーキ屋さんがケーキを作ります。ザルですった白砂や教師が摘みとった草花できれいに飾られたケーキが並び、「ケーキはいかがですか〜!」という活気に満ちた声が庭に響き渡ります。子どもたちが小さなお庭の中で様々な世界と出会い、結びついていくことを実感しています。日々成長して行く子どもたちと、園で過ごす時間をともにできることをうれしく思います。
                                  教師 Y