2015年12月5日土曜日

親子クラス2015.12.5

今日の親子クラスでは、みつろうロウソクを作りました。
溶かされたみつろうに、紐を何度も漬けながら
だんだんと太らせていきます。

子どもたちは、お母さんと一緒にやったり、一人でやってみたり
他で遊んだりして行ったり来たりしながら
それぞれのロウソクが作られていきました。

溶けたみつろうが入った缶は、お鍋の中に入れられて
湯煎された状態でテーブルにやってきます。

最初に先生が子どもたちの手をお鍋にサッと触らせて
「これ、熱いでしょう?」と確認をしました。

小さな子どもたちにとっては少し危ないと思われることも
全て禁止するのではなく、危ないということを子どもたちにきちんと伝えます。

もちろん、その前にそれができるかどうかの判断を先生がなさいます。

そして、大事なのは「お母さんが慌てないこと」

お母さんが慌てなければ、子どもたちは大丈夫。
これはこの日一番印象的だった先生の言葉です。

それぞれのロウソクが完成した後は
お庭で白樺の木をのこぎりで切り、ロウソクの土台を作りました。

なかなかの力作業でしたが、ロウソクを立てるととても素敵になりました。

一本いっぽん味わいのあるロウソクに
この日のおやつは、クリスマスの特別なマフィンでした

終わりに、みんなで輪になり、出来たロウソクに火をつけてもらいました。
灯が灯されると、不思議と心が落ち着いてきます。

自分で作ったロウソクは、溶けて行く時間も愛おしく思えます。

2015年12月2日水曜日

りんごろうそく ”アドヴェントガーデン”

毎年楽しみにしている、りんごろうそくの日がありました。

静かで、優しいライアーを聞きながら
子どもたち一人ひとりがロウソクに火を灯すため
渦巻き状になった、もみの木の間を歩いて行きます。

火がつくと、「私は光」という先生に言葉が響きます。
ロウソクの光で薄らと見える子どもたちの顔は
一人ひとりが本当に力強く、輝いて見えます。

火がついたりんごろうそくはもみの木の間に置かれていきます。

全員のりんごろうそくが置かれた後の光景は本当に美しく、
歌も厳かに歌われ、静かに終わっていきます。

とても幻想的な光景

子どもたち一人ひとりの心に、光を

寒さも増し、冬至に向かってだんだんと日が短くなってきました。
暗さの中でより一層輝く光に導かれ、光を頼りに、また新しい季節を迎えます。

子どもたちの心に光を。

2015年12月1日火曜日

冬のルームシューズ完成

娘のルームシューズがやっと完成しました。
初めて羊毛で作り、手先が器用でない私には少し大変でしたが
何とか形になりました。


羊毛を石けん水でフェルト化させてつくりました

羊毛で作るものはブーツ型のルームシューズが定番ですが
少し変化させてみました。

他の子のルームシューズもどれもかわいくて
許されれば、写真に納めてひとつひとつご紹介したいくらいです。
チャンスがあれば...

(保護者M)

2015年11月30日月曜日

クリスマスに向けて"アドヴェントの祝い"

もうすぐクリスマスがやってきます。
クリスマス前の4週間をアドヴェント(待降節)と言い
その間にクリスマスの準備を進めて行きます。


季節のテーブルもクリスマス仕様に。これからまた少しづつ変化をしていきます。


幼稚園では、”アドヴェントの祝い” として
毎週月曜日の朝、決まった時間に保護者と登園し
子どもたちと一緒にクリスマスの歌を歌います。

第一アドヴェント 11/30(月)
第二アドヴェント 12/7  (月)
第三アドヴェント 11/14(月)
クリスマス会       12/18(金)

ひとり、またひとりと園児がお部屋に入ってきて
全員揃うのを待ってから
静かな、澄んだ音色の鐘が鳴り
ロウソクに火が灯されます。

もみの木で作られたリースに4本のロウソクが立っていて
アドヴェントの祝いの朝ごとにロウソクの火が増えていきます。

今日は一本目に火がつきました。

子どもたちと一緒にクリスマスの歌をいくつか歌い
穏やかで満たされた気持ちになり、親は帰ります。

またこの季節がやってきました。
クリスマスに向けて楽しいことがたくさん始まります。

2015年11月18日水曜日

冬のルームシューズづくり

今日は何人かのお母さんたちが集まって
子どもたちが冬の間に履く室内履きを作りました。

普段はオイリュトミーシューズという、上履きのようなものを
履いていますが、冬の寒い時期には毛糸や羊毛などで
お母さんたちが手づくりしたものを履いて過ごします。

どのようなものを作るかは、お母さんにもよりますが
今日は羊毛のルームシューズを初めて作りという人がほとんどの中
作業が行われました。

羊毛を少しづるちぎっては重ね、石鹸水で馴染ませるという工程を何度も行います


根気のいる作業がまだまだつづきます...

さて、できあがりは...
また、ご報告します。

2015年11月14日土曜日

平和への祈り

小雨の降る中、今日は父母会が行われました。

今朝、パリの同時多発テロについての痛ましい報道がありました。
K先生の「平和とは真逆の方向に向かっている」という言葉に
改めて胸がしめつけられる思いがしました。

いつも父母会では歌をみんなで歌のですが
今日はラテン語で「我らに平和を与えたまえ」 という意味の
「ドナ・ノービス・パーチェム」という曲を歌いました。

私たちが平和について考え続けることに、意味があることを信じて。



「ドナ・ノービス・パーチェム」がどのような曲かわかる動画を見つけたので
こちらにご紹介します。 歌っていてとても気持ちのよい、心が穏やかになる曲です。


2015年11月11日水曜日

親子で楽しむ〜クリスマスみつろうローソクづくり〜

ライアーの美しい調べに耳を傾け
クリスマスの香りのおやつをいただきましょう。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
親子で楽しむ〜クリスマスみつろうローソクづくり〜

 日 時 2015年12月5日(土)14:00〜15:30
 対 象 3歳からの幼児と小学生と、保護者さま
 参加費 親子で1,200円
 申 込 FAXまたは電話でお願いいたします。
     045-971-2339
               電話は15〜16時、FAXは終日受付けています


みつろうを溶かしながら静かに行う作業です

2015年11月2日月曜日

2015年秋まつり・オープンデー無事に終えることができました

11/1(日)に開かれた、今年の秋まつり・オープンデーに
たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

お天気にも恵まれ、お子さんたちの笑顔もたくさん見られて
一安心しています。

こちらの不手際でご迷惑をおかけしたこともありましたが
その反省をまた来年に生かしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

当日はバタバタと走り回り、写真が撮れなかったので
前日の準備のときの様子をご紹介します。

羊毛やフェストをつかった立ち人形とこびとたち。羊も並びました

ふんわり優しい雰囲気の季節の人形も。

手づくりの洋服は大人気でした。


2015年10月29日木曜日

お誕生日会

幼稚園では子ども達のお誕生日にお誕生日会が開かれます。
お誕生の子どものお母さんは、朝手づくりのジャムを持って行きます。

ジャムは、先生の焼いたクレープに年長さんたちによって上手に塗られ
くるんと巻かれます。

 お誕生日会にはお母さん(お父さん)もお部屋に入って
一緒に過ごします。

先生の語りや子どもたちの美しい歌声に包まれ 
何とも幸せな時間です。

そして一緒にクレープをいただきます。

この日のジャムは「りんご(紅玉と秋映え)、リンゴジュース、レーズン、葛、塩の入ったリンゴジャム」

2015年10月24日土曜日

今日は親子クラスでした

今日は親子クラスの日でした。
親子クラスは月に2回あり、親と一緒に参加します。

お母さんが手仕事をしている間に、子ども達は自由に遊びます。

時々お母さんの仕事をのぞいては、また遊ぶ子
お母さんとずっと一緒の子
いろいろいますが、とても穏やかな時間を過ごします。



2015年10月23日金曜日

子どもたちの作品

幼稚園の帰りに、羊毛ですてきな指輪を作っている子を見かけました。
ピンクと青のブローチに、三つ編みして作った指輪
段々と指の器用さが磨かれて、年長さんにもなると作品の完成度が高くなってきて
驚かされます。

年中さんの女の子の作品。あれれ、すてきな葉っぱのブローチも....

2015年10月22日木曜日

バラ公園でお茶会

幼稚園の近くに、地元住民の方々が中心となって作った
バラ園のある公園があります。

私たちは「バラ公園」と通称で呼んでいますが
正式には「荏子田太陽公園」というそうです。

卒園生のお母さんで茶道をされている方から
「バラ公園でお茶会をしませんか?」という嬉しいお誘いがありました。


春と秋の開花時期にはたくさんの人がおとずれます

バラの香りに包まれながら、少しお散歩をして
お昼をいただいてからお茶を点ててもらいました。

お湯はポットに入れて、お茶を点てる道具と、お抹茶とお椀を持ってきてくださり
お茶菓子はみんなで持ち寄って。

道具は最小限、でも茶道の心で丁寧に

外でいただくお抹茶は、不思議と心もゆったり、穏やかになります。
ちょうどオープンデーの準備などでエネルギー切れになりそうなところ
とてもいい気分転換になりました。

骨董品のお椀は蓋がお皿にもなり、外でお茶をいただくのにぴったり
手づくりの栗の渋皮煮

とてもいい時間でした。
次回は生田緑地でお茶会をと予定しています。

2015年10月19日月曜日

収穫祭のおやつ

普段、こどもたちは曜日によって決められたおやつを食べます。

月曜日は玄米のきなこ団子
火曜日ははと麦団子
水曜日はきびがゆ
木曜日はライ麦パン
金曜日はオートミール

ですが、収穫祭の間は保護者の持参した野菜や果物を使って
特別なおやつが出されます。
 
今日、幼稚園の二階へ上がる時に
おやつ用の野菜が階段に並べられていました。


一体どのようなおやつになるのでしょうか。

2015年10月18日日曜日

おひさま

家で柿を剥こうとしていると
子どもが「おひさまに切って」と言われました。

おひさま?

話を聞くと、柿を横に切るとおひさまが出てくるのだとか。

梨でもおひさまが出てくるそうです

切ってみると、本当におひさまが出てきました。
リンゴは「お星さま」が出てくると知っていましたが
柿は初めてでした。

今日のおやつは、みんなが持ち寄った柿や梨をいただいたようです。

2015年10月16日金曜日

収穫感謝祭2015/10/16

今日はみんなが楽しみにしていた収穫感謝祭でした。

子ども達がつくったランタン

 夕方に登園し、先生方が用意してくださった玄米おにぎりと温かいけんちん汁、
それに保護者が持ち寄ったおかずやスイーツをみんなでいただきました。


お皿に乗り切れないほどのおかずやスイーツで大満足

食事の後は、人形劇が行われたり、卒園生によるバイオリンのミニコンサートも
ありました。




最後は、大きな輪になり、子ども達が作ったランタンに火が灯され、歌を歌いながら
一人ひとりに手渡されていきました。

  清らかな道を 歩いて行こう
  ミカエルと一緒に 歩いて行こう

子ども達の顔が優しく照らされ、あたたかな気持ちに包まれました。

2015年10月15日木曜日

収穫感謝祭に向けて

収穫感謝祭の前日、秋の味覚の野菜や果物を一人ひとりが持ち寄ります。
収穫祭では飾りとして使われ、その後は一週間かけて収穫祭を祝いつつ
味わいます。特別のおやつ週間です。


2015年10月14日水曜日

収穫感謝祭の準備

今週16日は保護者も参加して収穫感謝祭が行われます。
毎年、りんごの飾りが飾られると、「ああ、収穫祭だな」と実感します。


当日は近くの公園に集まり、みんなでダンスを踊ります。
園に戻ると一緒に食事をします。

食事は保護者の持寄り品と、先生方が作ってくださる
けんちん汁とおにぎり、デザートなどが振舞われます。

楽しいご飯の後には人形劇やたき火を楽しみます。

たくさんの実りと恵みにみんなで一緒に感謝する
子どもも大人も楽しみなお祭です。

稲とリンゴで飾られる


2015年10月10日土曜日

ミカエル祭のりんご

子ども達がミカエル祭で星形にカットされたりんごをもらって帰ってきました。

龍を倒したとされる、大天使ミカエルの
剣をナイフに見立て、いのちを象徴するリンゴを星形にカットして
子ども達ひとりひとりに渡してくださいます。

美しい星形のりんごを子ども達は毎年楽しみにしています。


2015年10月8日木曜日

手仕事

今日は卒園生のお母さんに
立ち人形の作り方を改めて教わりました。

ひとつひとつの工程にポイントがあり
何かが違うと全体に響いてきます。

こうした手仕事は先輩お母さんから代々受け継がれていきます。


こちらは練習でつくったもの。商品となるにはまだまだ練習が必要です

2015年10月7日水曜日

10/18パン教室のリハーサル

今日は、10/18(日)に行われる
パン教室のリハーサルが幼稚園の二階で行われました。

2歳児が3人参加して和やかな雰囲気でパンを作りました。
自分ひとりでやりたい子、パン生地の味見にハマる子、生地の感触を楽しむ子
子ども達もそれぞれ楽しんでいるようでした。

お母さんたちも、もちもちした生地を触るだけで癒されて
焼き上がったおいしいパンやピザに大満足。

ぜひみなさんにも体験していただきたいです。
ご応募お待ちしております。




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「親子のためのナチュラル食材のお料理教室」
     第一回 パンづくり

日時:10月18日(日)9:30〜12:30
対象:幼稚園入園前のお子さんとその父母の方
会費:1,200円(昼食代を含みます)
持物:大人用のエプロンと室内履きをお持ちください
定員:8名
申込:青葉シュタイナーこども園
   青葉区黒須田26-26 あざみ野ガーデンズから徒歩2分
   TEL/FAX 045-971-2339
       (15:00〜16:00の間におかけください。 FAXは終日受付けます)

http://aoba-steiner-kodomoen.blogspot.jp/2015/09/1018.html

2015年10月6日火曜日

秋の遠足2015/10/6

今日は秋の遠足でこどもの国にみんなで行きました。
風はときおり冷たく感じましたが、たくさん歩いたおかげで
気持ちのいいお散歩となりました。

こどもの国にはたくさんのハイキングコースがあり
何度もこどもの国に来ていても
幼稚園の遠足で「はじめてこんな道を通った」という声も
少なくありません。

普段は動物や遊具の方ばかり行きがちですが
遠足では、土のある道をたくさん歩いて楽しみます。




お弁当の後にひと遊びしたら、ボート乗り場へ向かいます。
今回はボートの前に、いかだにも乗りました。

一本の棹で漕ぐいかだは難易度が高いのですが
参加されていた二人のお父さん達が大活躍!
子ども達も大喜びでした。

最後に乗ったボートではお母さんたちも漕ぎ手となり
少しの水の上のお散歩をみんなで楽しんだようでした。

お母さんたちもボートを上手に漕いで子ども達も大喜び

たくさんの宝物
帰り道、ポケットの中は宝物でいっぱい。
みんなそれぞれ大満足な遠足でした。

2015年10月3日土曜日

父母会2015/10/3

今日は父母会がありました。

先生からの連絡事項や最近の子ども達の様子を伺ったり
みんなで歌を歌ったりしました。

それから、色彩を体験するワークもありました。
普段なかなかこうした作業をする時間がない私たちは
とても新鮮でいい気分転換になりました。



お部屋の中には今度行われる収穫感謝祭のための準備として
お陽さま(年長さん)たちが作ったランタンも並べられていました。

年長さんだけが作る、大きなランタン。小さい子たちは小さなランタンを作ります

風船の周りに和紙を貼付け、乾いたら風船を割り、取っ手をつけて
中に火を灯します。

今年もいよいよこの時期になったのだなあと、実感します。

〜えんせいかつより〜2015.10.1

園から毎月発行される「えんだより」からの抜粋です。

〜えんせいかつより〜

 爽やかで心地よい風が吹き、秋がやってきました。光と熱にうかされていた体と心が落ち着きを取り戻し、楽しい集中力のもたらされる季節です。秋から冬へと自然界はしだいに衰え死へと向かいます。地上にみなぎっていた”いのち”の力は、地中へともぐり、晩秋から冬のあいだ地中は〜地球の内部は〜新しい春へむけての”いのち”に満ちた活力で満たされます。外界の光と”いのち”の力が実際には失われることなく目には見えない地中に引き継がれるように、それは私達人間の内部へももたらされます。心が最も活発に働き”いのち”で満ちるのはこの秋から冬の季節のようです。

 外界の光が私達の内面へと移しかえられる秋の始まりは秋分の日であり、光と闇の季節の丁度中間にあたります。シュタイナー教育に於いては9月29日の"ミカエルの日"がそれにあたり、ミカエル祭は10月一杯つづきます。大天使ミカエルは秋を司る大天使です。闇へ向かう季節の中で恐れずに勇気をもって、内面に光を生み出す努力を支えてくれます。そして闇の只中の冬至に私達の心の中心に一人一人が光を生み出すことがクリスマスの現代的な意味なのだと思います。

 子ども達と毎朝するライゲンではこの季節にミカエルのライゲンをします。”清らかな道を歩いてゆこう。ミカエルと共に歩いてゆこう”と歌い、一歩前へとおごそかに踏み出して、”大天使ミカエル 光の剣を持ち 世界をかけめぐる”と唱えます。

 シュタイナーは闇を、この時代の悪を、唯物主義=物質主義であると言っています。物質的に豊かであることへの衝動にのみこまれて、 人間性を失うことへの警告を既に100年半も前にしているのです。そして今、格差社会の進むなか確実にそんな時代の波にのみこまれています。

 子ども達との生活を”いのち”あるもので満たしましょう。子ども達の生き生きとあそぶ力を萎えさせないようにしたいと思います。それは大人の努力によってもたらされます。朝は登園前にお庭が掃き清められます。そして最初の子どもが登園する時間に室内で子どもが出会うのは、毎朝すべての棚を拭いている教師の姿です。子どもの空間は身近な大人の行為によって輝いていることが大事だからです。その日のお茶が香り、おやつや昼食の支度が始まっています。生き生きと愛情深くそして静かに働く大人の姿がそこにあります。手仕事テーブルの準備がきちんとされていない時、子ども達の意欲は散漫になります。布切れや糸巻が雑然としていると、子どもの想像力も集中力も雑然としてきます。私達教師が只々、針や糸を渡すことに追われて、子どもの世話ばかりをしていると、子どもの真の喜びと創造性は育ちません。私達が必ず”何かを作る人”であり、それが形としておもちゃになったり、道具になったりすることがとても重要なのです。教師が幼稚園の為に、そして季節の祝祭の為に必要な仕事をしていることを、その一貫した大人の姿から小さい子どもが感じとれる時、生活はいのちと道徳性で満たされると思っています。

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お月さま(年中さん)の時にお誕生日会で子ども達がもらう針山 教師による手づくり

2015年10月2日金曜日

秋まつり〜オープンデー〜のチラシができあがりました

オープンデーのチラシが完成しました。
今年卒園されたお母さんで絵がとても上手な方がいらして
毎年チラシのイラストをお願いしてきたのですが
今回もご協力いただけることになり
とてもステキな雰囲気になりました。
これからチラシをみんなで協力して配布して回ります。


秋まつり〜オープンデー〜の準備【ちいさなお店】

磨いた積み木に蜜蝋を塗ると雰囲気がかわってステキになりました

今日はオープンデーに出品する商品を整理したり
積み木に蜜蝋を塗ったりする作業を母たちで行いました。

だんだんと準備も進んできましたが
緊張と不安も いりまじっています。

どうか無事当日を迎えられますように。

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秋まつり〜オープンデー〜
日時: 2016年11月1日(日) 10:30~14:00(雨天決行)
場所: 青葉シュタイナーこども園 園舎(青葉区黒須田26-26)
親子で楽しむ手づくりコーナー
小さなお店をお楽しみください。
秋の味覚のカフェやライアー&木笛コンサートもあります。 
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2015年9月30日水曜日

第一回親子のためのナチュラル食材のお料理教室10/18(日)

幼稚園入園前のお子さんと、その父母の方対象とした
ナチュラル食材を使用したお料理教室を開催します。
第一回目はお子さんと一緒にパンをつくります。 

ちいさなお手てでこねこねこね

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幼児期の子ども達は、この世界と結びつくために
" 実際に触れる "という直接体験を必要としています。

手で実際に掴み、嗅ぎ、味わうという生き生きとした
感覚体験を通して、将来の物事の把握、そして理解力を
身につけます。

お料理は一連の意味を見通すことのできる幼児にふさわしい
生活体験です。どうぞご一緒にご参加ください。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

親子のためのナチュラル食材のお料理教室
     第一回 パンづくり

日時:10月18日(日)9:30〜12:30
対象:幼稚園入園前のお子さんとその父母の方
会費:1,200円(昼食代を含みます)
持物:大人用のエプロンと室内履きをお持ちください
定員:8名
申込:青葉シュタイナーこども園
   青葉区黒須田26-26 あざみ野ガーデンズから徒歩2分
   TEL/FAX 045-971-2339
       (15:00〜16:00の間におかけください。 FAXは終日受付けます)

秋まつり〜オープンデー〜の準備【カフェ】

11/1のオープンデーに向けて母たちが準備に追われています。
今日は、カフェでお出しするスープの試食会がありました。

今年は雑穀のお団子が入ったカレースープです。
インドに在住の、卒園生のお母さんが作ったカレー粉は
風味豊かで香りを嗅ぐだけでお腹がすいてしまいます。

高きびともちきびを合わせて丸め、油で揚げたお団子は
ちいさな子どもたちにも大好評でした。

当日はパクチーをのせようと話しています。

例年とはひと味ちがったスープ、ぜひ食べにいらしてください。

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秋まつり〜オープンデー〜
日時: 2016年11月1日(日) 10:30~14:00(雨天決行)
場所: 青葉シュタイナーこども園 園舎(青葉区黒須田26-26)
親子で楽しむ手づくりコーナー
小さなお店をお楽しみください。
秋の味覚のカフェやライアー&木笛コンサートもあります。 
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スープに使用するカレー粉はインドから取り寄せます。
すべてオーガニックで、辛くない、お子さんでも食べられる
おいしい手づくりのカレー粉です。

オープンデー当日はそのカレー粉も販売予定です。
おたのしみに。

spice&arts
http://spicearts.blog.fc2.com/blog-entry-34.html


2015年9月7日月曜日

入園説明会をご希望に応じて適宜行います。

2016年度入園説明会をご希望に応じて適宜行います。
ご遠慮なくご相談ください。
   
【幼稚園児クラス】〜いずみクラス〜定員18名
保育日 週5日 9:00〜14:30
2016年4月1日までに3歳になっているお子さんが対象です。
年中児についてはご相談ください。

【未就園児クラス】〜ひかりクラス〜定員6名
保育日 週3〜4日 9:00〜15:00
給食、お昼寝があります。
2016年4月1日までに2歳になっているお子さんが対象です。


【親子クラス】〜すみれクラス〜定員10組
保育日 月2回 土曜日 10:00~12:00
2016年4月1日までに2歳になっているお子さんと親御さんが対象です。
しかしこのクラスは0歳児からも参加が可能ですのでご相談ください。


お申し込み
TEL:045-971-2339(15:00~16:00)
FAX:045-971-2339(終日)

2015年8月16日日曜日

2016年度入園説明会のお知らせ

2016年度入園説明会を行います。
関心のある方ならどなたでもご参加ください。

日時:平成27年9月5日(土)10:00〜11:30

会場:青葉シュタイナーこども園 園舎
   青葉区黒須田26-26

 
【幼稚園児クラス】〜いずみクラス〜定員18名
保育日 週5日 9:00〜14:30
2016年4月1日までに3歳になっているお子さんが対象です。
年中児についてはご相談ください。

【未就園児クラス】〜ひかりクラス〜定員6名
保育日 週3〜4日 9:00〜15:00
給食、お昼寝があります。
2016年4月1日までに2歳になっているお子さんが対象です。


【親子クラス】〜すみれクラス〜定員10組
保育日 月2回 土曜日 10:00~12:00
2016年4月1日までに2歳になっているお子さんと親御さんが対象です。
しかしこのクラスは0歳児からも参加が可能ですのでご相談ください。
連絡方法:8月中の連絡はFAXにてお願いします。
FAX:045-971-2339(終日)

=====
※8月中にご質問のある方は下記までご連絡ください。
TEL:045-901-6600(9:00〜10:00)

それ以降の連絡につきましては、こちらの連絡先またはFAXでお願いします。
TEL:045-971-2339(15:00~16:00)
FAX:045-971-2339(終日)

2015年7月1日水曜日

〜えんせいかつより〜2015.7.1

園から毎月発行される「えんだより」からの抜粋です。

〜えんせいかつより〜

4人の可愛らしいお星さまを迎えて、16名でスタートした今年度。お星さまはすっかり幼稚園のリズムにも慣れ、お友だちと遊ぶ楽しさを体いっぱいで表現しています。この3ヶ月で、お陽さまはお陽さまらしく、お月さまはお月さまらしく、豊かに成長している姿を見ることが出来、何よりの喜びです。お星さまを気遣う優しさ、教師の仕事を手伝う手先の確実さ、仲間と遊ぶ時に次々に湧いてくる楽しいアイディア、自分の興味のあるものに注がれる真剣な集中力。幼児期の体験がなによりも大切を感じている私は、子ども達とたくさんの経験を一緒に出来ることを感謝すると共に、子どもの環境として存在していることを忘れずに、誠意をもって過ごすことを心がけます。時々、園の子ども達が20歳になった時のことを想像することがあります。どの子もそれはそれは素敵な大人になっています。日々の生活の延長線上に立派に成長し大人に鳴った子どもとの素敵な出会いが待っていることを時には想像しながら、子育てを楽しみましょう! 
                                  教師 N
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

こども園での生活も三年目になりました。子ども数が24名だった1年目、21名だった2年目を思うと、16名の今年度はお部屋もお庭もゆったりしていて、物理的にも精神的にも衝突のストレスがほとんどなく、遊びの内容はその純粋な内面を映し出して、より美しく自分たちの遊びを展開しているように感じます。今年も、子ども達に素晴らしい環境を作ってあげられるよう努力します。どうぞよろしくお願いします。
                                  教師 K
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

子どもたちと毎日の園生活をともにするようになってから、3ヶ月が経ちました。はじめは緊張していた子どもたちも、夏に向かって力強さを増す太陽のように、生き生きとしています。お庭では暑い陽ざしのもとで子どもたちが顔を真っ赤にし、汗を流しながら遊んでいます。すのこや板を運び、それをお陽さまが器用に組み合わせて家を作ります。子ども3人がやっと入ることができる小さな家ですが、中からは楽しげな笑い声が聞こえてきて、思わず私も入りたくなるような素敵な家なのです。隣のパラソルの下では、ケーキ屋さんがケーキを作ります。ザルですった白砂や教師が摘みとった草花できれいに飾られたケーキが並び、「ケーキはいかがですか〜!」という活気に満ちた声が庭に響き渡ります。子どもたちが小さなお庭の中で様々な世界と出会い、結びついていくことを実感しています。日々成長して行く子どもたちと、園で過ごす時間をともにできることをうれしく思います。
                                  教師 Y

2015年6月12日金曜日

横浜シュタイナー学園2015オープンデーに参加します。

2015年6月13日(土)に開催される
横浜シュタイナー学園のオープンデーに参加します。
http://yokohama-steiner.com/archives/7946

霧が丘校舎の2階「手づくり品販売」のお部屋に
幼稚園の在園のお母さんたちや、卒園されたお母さんたち、
そして教師が手づくりしたものを販売します。

ぜひ、遊びにいらしてください。

2015年5月29日金曜日

〜えんせいかつより〜2015.5.29

園から毎月発行される「えんだより」からの抜粋です。

〜えんせいかつより〜

 天のおつかいとしてのハトを子どもたちが持ち帰りました。春の日々に自然界が再び目覚め、いのちの復活をよろこびと共に受けとりました。今、地中のすべてのいのちが太陽の呼びかけに応じて地上に表れ、光の中で戯れています。まだ感覚の豊かであった古代の人びとが太陽と大地の結婚の季節として祝ったように、この季節は天と地の間を自由に飛び交う鳥の囀りが美しく響き、真っ白いハトは天と地を結ぶシンボルなのです。

 そして私たち人間は天と地の間に光の柱としてまっすぐに立ち、天をあおぐ頭で思考力をみがき、2本の足で地上にしっかりと立って仕事ができる存在なのですね。精神的な領域からやってきた子どもの魂が、7年かけて地上の衣をまとい、まっすぐに立ち歩くということは、”人間になる”大事な道すじなのです。軽やかに立ち歩く子どもは正しく考えられる子どもになります。その傍には正しい思考に貫かれた美しい大人の立ち姿がモデルとして必要ということなので心がひきしまります。

 気持ちよく晴れた日に高くのびた園庭の柿の木の下のハシゴに上った教師が枝を切り落とし、子どもたちが何度も蒸し上げては切れないようにそっと広げてザルに並べ、そして2週間ほど天日乾しされました。カラカラに乾いた歯を子どもたちは本当に熱心に両手で揉んで香り高い柿の葉茶ができました。子どもたちは園庭から摘み取られ、自分たちの手仕事を経たレモンバームやミントやこの柿の葉茶が大好きです。手塩にかけたお茶は理解可能で愛着がわき、味わいも深く体験されるのでしょう。これからの季節、梅の仕事も始まります。子どもたちの感覚が豊かに耕されてゆくことを願います。

 子どもたちがまといつつある地上の衣はたくさんの感覚の門がついていて、その門を通じて子どもは世界と親密に出会います。スマホやテレビなどの情報媒体の攻撃から子どもを守る大人の願いは感覚を守る生活の中で叶えられます。

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子どもたちがこの時期持ち帰るハト


子どもたちがつくった柿の葉茶