2015年12月5日土曜日

親子クラス2015.12.5

今日の親子クラスでは、みつろうロウソクを作りました。
溶かされたみつろうに、紐を何度も漬けながら
だんだんと太らせていきます。

子どもたちは、お母さんと一緒にやったり、一人でやってみたり
他で遊んだりして行ったり来たりしながら
それぞれのロウソクが作られていきました。

溶けたみつろうが入った缶は、お鍋の中に入れられて
湯煎された状態でテーブルにやってきます。

最初に先生が子どもたちの手をお鍋にサッと触らせて
「これ、熱いでしょう?」と確認をしました。

小さな子どもたちにとっては少し危ないと思われることも
全て禁止するのではなく、危ないということを子どもたちにきちんと伝えます。

もちろん、その前にそれができるかどうかの判断を先生がなさいます。

そして、大事なのは「お母さんが慌てないこと」

お母さんが慌てなければ、子どもたちは大丈夫。
これはこの日一番印象的だった先生の言葉です。

それぞれのロウソクが完成した後は
お庭で白樺の木をのこぎりで切り、ロウソクの土台を作りました。

なかなかの力作業でしたが、ロウソクを立てるととても素敵になりました。

一本いっぽん味わいのあるロウソクに
この日のおやつは、クリスマスの特別なマフィンでした

終わりに、みんなで輪になり、出来たロウソクに火をつけてもらいました。
灯が灯されると、不思議と心が落ち着いてきます。

自分で作ったロウソクは、溶けて行く時間も愛おしく思えます。