2018年3月27日火曜日

卒園生保護者より

この春、卒園された須山さんからの投稿をご紹介します。
/////
3月11日(日)まさに季節の変わり目のような空のもと、 
この日はこどもの家の卒園式でした。

卒園式では、毎年恒例で先生と卒園生が人形劇を見せてくれます。

恥ずかしがりやの息子は、1年前の卒園式の夜も当日の朝も
人形劇やるのは嫌だ」と泣いていて、本当にどうなることかと思いました。

「強くあれ!」と願いながら本当に見守ることしかできない崖っぷち的状況。

人生にこういうシーンがこれから何度も訪れるであろう事を覚悟しつつ、
その最初がこの幼稚園で良かったと思いながら、ただ見守っていました。

先生は急かすことなく、いつも通りです。

息子は先生が待ってくれているのもわかっています。

そうやって、この幼稚園で成長を繰り返してきたのですから。

不安と緊張を乗り越えて臨んだ人形劇。
その姿は、さっきまで大泣きしながら「帰りたい!帰ろう!」
最後の角を曲がれずに大変だった姿とは別人のようで、卒園式に相応しい姿でした。

その後も先生方からの温かい詩やお言葉を頂いたり、
卒園式はとても温かく贅沢な時間となりました。

恒例の『黄色いブランコ』も「はずかしいから絶対乗らない」
なんて言っていたけど、とてもいい笑顔で乗っていて(笑)
母はホッとしました。

卒園式にしか食べれない先生手作りのイチゴのケーキは、 
色んな想いに包まれたおかげで、格別に美味しかったです。

こどもの家で幼少期を過ごせた喜びを胸にいっぱい詰め込んで、 
小学校生活も親子共々前進していきたいと思います。

本当にありがとうございました。

お世話になった全ての皆さまへの感謝と共に、
青葉シュタイナーこどもの家の益々の発展をお祈り申し上げます。
須山こずえ